この記事では、メール配信システムを知りつくしたプロが選ぶ、本当にお勧めのメール配信システム7選をご紹介します。
どのサービスを選んだらよいか悩んでいる方、導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

著者:熊谷 基継 (有限会社ENY 代表)
教育者 マーケティングエンジニア デザイナー イラストレーター 料理人
メール配信システムやCRMツールなどのコンサルティングを、多数の企業に行うなどマーケティングツールに深い造詣を持つ。
著書:マーケティングオートメーション: 5分でできるMA導入と成功する8つのプロセス 他多数
メール配信システムとは
メール配信システムは、大量のメールを迅速かつ効果的に配信するためのシステムです。
キャンペーン、ニュースレター、通知、アンケート、その他の情報を効率的に配信することができます。
さらに、メール配信システムには効果測定機能が搭載されていることが多いため、導入するだけで配信から分析まで一括で行うことができます。
メール配信システムを選ぶときのポイントはこれ!
メール配信システムを選ぶ際のポイントは多岐にわたりますが、ここでは特に重要となる項目をご紹介します。
目的や現状に合わせて、優先順位をつけて検討してみてください。
1. 目的と必要な機能の明確化
最も重要なのが「なぜメール配信システムを導入するのか」という目的を明確にすることです。
主な目的として以下が上げられます。
- 顧客への情報提供(ニュースレター、お知らせ)
シンプルな一斉配信機能で十分か? - 商品・サービスの販売促進
HTMLメール、効果測定、ABテスト、ステップメールが必要か? - 見込み客の育成(リードナーチャリング)
ステップメール、セグメント配信、MA(マーケティングオートメーション)連携が必要か? - 顧客とのコミュニケーション強化
セグメント配信、パーソナライズ機能、問い合わせ管理連携が必要か? - 業務効率化
既存システムとの連携、自動化機能が必要か?
目的によって必要な機能が大きく変わるため、まずは自社の課題や達成したいことをリストアップしましょう。
2. コスト(料金体系)
メール配信システムの料金は、主に「配信数」「登録アドレス数」「機能」によって変動します。
- 初期費用と月額費用
初期費用が無料でも月額が高い、逆に初期費用が高くても月額が安いなど、トータルコストで比較しましょう。 - 従量課金制か定額制か
- 従量課金制:配信数や登録アドレス数に応じて料金が変動します。配信数が少ないうちは安価ですが、増えると高くなる可能性があります。
- 定額制:一定の料金で特定の配信数やアドレス数が利用できます。配信数が安定している場合にコストを抑えられます。
- 無料プランや無料トライアル
実際に使用感を試せる無料トライアル期間や、一部機能が使える無料プランがあるかを確認しましょう。
3. メール到達率と安定性
せっかくメールを送っても相手に届かなければ意味がありません。
迷惑メール対策などがきちんと行われているか確認しましょう。
- 迷惑メール対策
SPF、DKIM、DMARCといった送信ドメイン認証技術に対応しているか。 - ISP(プロバイダ)やキャリアとの連携
手プロバイダや携帯キャリアからのブロックを避けられるような対策が講じられているか。 - 稼働実績と信頼性
長年の運用実績があるか、大規模な障害情報がないかなどを確認しましょう。
4. 機能の充実度と使いやすさ
目的と照らし合わせて、必要な機能が備わっているかを確認します。
- 基本的な配信機能
一斉配信、予約配信、テスト配信、HTMLメール作成(エディタの使いやすさ) - 顧客管理・セグメント機能
顧客リストのインポート・エクスポート、セグメント(属性別)配信、重複アドレスの自動削除。 - 効果測定機能
開封率、クリック率、エラー率、解除率などのレポート機能。 - 自動化機能
- ステップメール:事前に設定したシナリオに基づいて、段階的にメールを配信する機能。
- シナリオメール:顧客の行動(URLクリック、購入など)に応じて、自動でメールを配信する機能。
- ABテスト:件名や本文などを変えて効果を比較するテスト機能。
- 連携機能
CRM/SFA、MAツール、ウェブサイトのフォームなど、既存のシステムと連携できるか。 - テンプレート
デザイン性の高いテンプレートが豊富に用意されているか、カスタマイズしやすいか。 - 直感的な操作性
管理画面が分かりやすく、初心者でも使いやすいか。
5. サポート体制
特に初めて導入する場合や、ITに詳しくない担当者が運用する場合は重要です。
- サポートチャネル
電話、メール、チャットなど、複数のサポート方法があるか。 - サポート時間
営業時間内に対応してくれるか。 - FAQやヘルプページ
自己解決できる情報が充実しているか。 - 日本語サポート
日本語でのサポートが受けられるか(海外のシステムの場合)。
6. セキュリティとプライバシー保護
個人情報を取り扱うため、セキュリティ対策は必須です。
- プライバシーマーク(Pマーク)やISMS認証(ISO27001)の取得
第三者認証を取得しているか。 - SSL/TLS暗号化通信
管理画面へのアクセスやデータ転送が暗号化されているか。 - データセンターの所在地と管理体制
データがどこに保管され、どのように管理されているか。 - 個人情報保護法や各種ガイドラインへの対応
法令遵守の体制が整っているか。
7. 導入・運用実績
- 導入企業数や業種
自社と同じような規模や業種での導入実績があるか。 - 利用者の評判・口コミ
実際に利用している企業の評価や口コミを参考にしましょう。
これらのポイントを踏まえて、複数のシステムを比較検討し、無料トライアルなどを活用して実際に触ってみることが、最適なメール配信システムを見つけるための近道です。
おすすめメール配信システム7選!
各サービスの強みやポイントを交えて、おすすめのメール配信システム7社をご紹介するので、自社に合ったサービスを見つけてください。
充実の機能と手厚いサポート!コスパ最強のメール配信システム「める配くん」

「める配くん」は、低価格でありながらメールマーケティングに必要な機能を網羅しており、メールの到達率やセキュリティ面にも力を入れているため、コストを抑えつつ安心してメール配信を行いたい企業や個人におすすめのサービスです。
【特徴】
1、圧倒的なコストパフォーマンス(業界最安クラス)
める配くん最大の魅力はその低価格です。最安プランでは、月額1,980円(税抜)から利用可能と、非常にリーズナブルな価格設定が最大の強みです。限られた予算でメール配信を行いたい企業や個人事業主に適しています。
2、充実した機能とシンプルな操作性
「める配くん」は業界最安クラスにも関わらず、「HTMLエディタ」「開封率・クリック率取得機能」「セグメント配信機能」「ステップ配信機能」などサービス導入に不可欠な機能が揃っています。
また、初めてメール配信システムを利用する人でも直感的に操作できるよう、管理画面はシンプルで見やすい設計になっています。
3、充実したサポート体制
マニュアルや動画に加え、オンライン・電話・メールによるサポートも行っているため、操作方法や困ったことがあった際に安心して相談できます。
実際の利用者からは「サポートに電話すると待たされることも少なく丁寧に教えてもらえるので安心」との声が寄せられています。
4、高いメール到達率
迷惑メール判定を避けるためSPF/DKIM/DMARCの設定に対応し、Gmailのガイドライン変更にも対応済みです。また、不達メールの原因を自動で解析し、エラーアドレスをリストから除外することで、送信リストの品質を維持し、迷惑メールと判断されるリスクを低減します。
「ドッペルゲンガードメイン」と呼ばれる正規のドメイン名に酷似したドメインの登録を未然に防ぐことにより個人情報流出を防止するとともに配信サーバーの安全・安心性を保ち、高いメールの到達率を確保します。
【注意点】
める配くんは、コストを抑えながら、HTMLメール作成、ステップメール、セグメント配信、効果測定といったメールマーケティングに必要な機能が充実しています。しかし配信速度が毎時6万通程度のため、大型配信をする場合は物足りなさを感じるでしょう。
【料金プラン】
無料トライアル | あり(2週間) 登録アドレス数120件/月間配信数500件 |
初期設定費用 | 8,000円(税抜) |
料金 | 月額1,980円(税抜)~ 登録アドレス数5,000件/月間配信数30,000件 |
最低契約期間 | 3ヵ月~ |
サポート | オンライン・メール・電話によるサポートあり |
シンプルで使いやすい操作性と高速配信なら「ブラストメール」

「ブラストメール」は、「低価格で高機能、かつ使いやすさを追求したメール配信システム」です。特に初めてシステムを導入する中小企業や、大量配信の安定性を求める企業にお勧めのシステムとなります。HTMLメールの作成が簡単で、効果測定機能も充実しているため、費用対効果の高いメールマーケティングを実現できます。
【特徴】
1、シンプルで使いやすい操作性
ユーザーの声をもとに改善を重ねたシンプルな設計により、マニュアルを読まなくても直感的に操作できる管理画面が特徴です。初めてメール配信システムを利用する人でも迷わず使い始められます。
2、高速かつ確実なメール到達率
毎時1,150万通の高速配信により大量のメールを短時間で確実に配信できます。また、大手プロバイダや携帯キャリアごとの特性に合わせた送信制御や、不達メールのエラー原因を正確に解析してリストをクリーニングする機能により、迷惑メールと判断されにくく、高い到達率を実現しています。
3、豊富な導入実績とコストパフォーマンス
14年連続顧客導入数シェアNo.1を誇り、多くの企業や官公庁、教育機関などで導入されています。その実績と信頼性は非常に高いです。
コスト面でも月額4,000円(税抜)から無制限で配信できるので、配信数を気にせず好きな時に好きなだけ配信をすることができます。
【注意点】
「ブラストメール」は、14年連続顧客導入数シェアNO.1と非常に多くの企業が利用し「コスパもいい!」と評判ですが、通常どのメール配信システムでも行っている迷惑メール判定対策・Gmailガイドライン対応は、月額8,000円(税抜)のプランからとなるため、手頃にメール配信を試したい企業にとっては割高になる可能性があります。
最安の月額4,000円〜のプランの場合、メールが届かない可能性もあるので注意が必要です。
【料金プラン】
無料トライアル | 7日間 |
初期設定費用 | 10,000円(税抜) |
料金 | 月額4,000円(税抜)~ 登録アドレス数5,000件まで/月間配信数 無制限 ※迷惑メール判定対策・Gmailガイドライン対応は、8,000円(税抜)〜の上位プランとなります。 |
最低契約期間 | 3ヵ月~ |
サポート | 電話・メールによるサポートあり |
見込み客の獲得・育成・顧客化までの一連のプロセスを自動化・効率化できる「AutoBIz」

「AutoBIz」は、特に見込み客の育成(リードナーチャリング)をしたい企業や個人事業主にとって、高機能ながらリーズナブルな価格という点が大きな魅力と言えます。高いメール到達率とLINE連携による顧客との多角的なアプローチも強みです。
【特徴】
1、見込み客の獲得・育成・顧客化の自動化に特化
オートビズの最大の強みが「ステップメール配信機能」です。登録者ごとに異なる日時・内容のメールを自動で配信できます。これにより、顧客との関係性を段階的に深め、信頼関係を構築し、購買意欲を高めることが可能です。
2、高いメール到達率
スパム判定アルゴリズムを日々研究し、そのノウハウを活かした「受信サーバーに嫌われない配信システム」の構築に成功しています。配信状況を厳しく管理することでスパム判定を回避し、高いメールの到達率を実現しています。
3、多様な連携機能
LINE公式アカウントと連携し、メールアドレスとLINE IDを紐付けられます。これにより、LINE友達へのタグ付けが可能になり、LINE単体では難しい細かなセグメント配信やステップ配信をメールとLINEで連携して行うことができます。
【注意点】
「AutoBIz」は、特に「自動販売の仕組みを構築したい」「ステップメールを活用して見込み客を育成したい」といった目的を持つ企業にとっては、非常に強力なツールです。しかし、無料トライアルの用意がないため、操作性やUIなどを事前に確認することができません。有料プランをお申込み後のミスマッチを防ぐために慎重に検討することが必要です。
【料金プラン】
無料トライアル | なし |
初期設定費用 | 10,000円(税抜) |
料金 | ステップメール配信のみ:月額1,800円~(税抜き) メール配信:月額3,200円~(税抜) |
最低契約期間 | 1ヵ月~ |
サポート | メール・電話によるサポートありユーザー限定のFacebookグループが用意されており、ユーザー同士での情報交換や相互サポートが可能 |
大規模なメール配信や既存システムとの連携なら「WEBCAS e-mail」

「WEBCAS e-mail」は、大量のメールを確実に届けたい、既存システムと連携してより高度なメールマーケティングを展開したい、セキュリティを重視したいという企業にとって非常に有力な選択肢となります。
【特徴】
1、高速・確実な大量配信性能
毎時1,000万通以上という高い配信実績を誇り、数百万件規模の大量メールも高速かつ確実に配信できます。緊急連絡などタイムリーな情報伝達が求められる場面で特に強みとなります。
また、その安定性と信頼性から、多くの大手企業や官公庁、金融機関などで導入されています。
2、柔軟なシステム連携とカスタマイズ性
様々なシステムとAPI連携が可能なため、顧客データベースをWEBCAS e-mail側に移すことなく、安全にデータを連携し、自動でメール配信を行うことができます。また、クラウド(ASP/SaaS)だけでなく、自社環境にシステムを導入するオンプレミス型も選択できるため、より強固なセキュリティを構築したり、企業の要望に合わせた柔軟なカスタマイズを行ったりすることが可能です。
3、高度なメールマーケティング機能
顧客一人ひとりの属性や購買履歴、Webサイト上の行動履歴などを活用し、最適な内容にパーソナライズされたメールを自動配信する「One to Oneメール配信機能」や「ステップメール機能」「A/Bテスト機能」があるため、高度なメールマーケティングを行うことができます。
【注意点】
「WEBCAS e-mail」は、その高い信頼性と柔軟性から大手企業や官公庁に多く採用されていますが、その分、料金面やUIのモダンさにおいて、他のシステムと比較検討が必要です。特に、コストを抑えたい場合や、シンプルな運用を求める場合は、デメリットとなる点をよく考慮し、自社のニーズに合ったサービスかを見極めることが重要です。
【料金プラン】
無料トライアル | デモ版の利用あり ※実際のメッセージ配信は不可 |
初期設定費用 | 30,000円~(税抜) |
料金 | 月額10,000円(税抜) |
最低契約期間 | 1ヵ月~ |
サポート | メール・電話、導入前・導入後のサポートあり |
オシャレでデザイン性の高いHTMLメール作成なら「BENCHMARK Email」

「Benchmark Email」は、HTMLメールを簡単におしゃれに作成したい、豊富なテンプレートを活用したい、A/Bテストや効果測定を重視してPDCAを回したいという企業や個人にとって、非常に魅力的なメール配信システムです。
【特徴】
1、誰でも簡単にHTMLメールが作成できる
業種や目的に合わせた500種類以上のテンプレートと直感的なドラッグ&ドロップ操作で、ブロックを配置するようにHTMLメールをデザインできます。HTMLの専門知識がなくても、プロが作ったような洗練されたメールを簡単に作成できます。
作成したHTMLメールは、PC、スマートフォン、タブレットなど、デバイスに合わせて自動で最適表示されます。
2、メール配信に必要な充実した機能
「セグメント配信」「ステップメール」「A/Bテスト」「効果測定機能」などメール配信に必要な機能が一通り備わっています。
また「ランディングページ作成機能」では、メールと連携したシンプルなランディングページ(LP)をシステム内で作成することも可能です。
3、他のサービスとの連携
Salesforce、Shopify、PayPal、Google Analyticsなど、300以上のウェブサービスやアプリケーションとAPI連携が可能です。これにより、既存のシステムと連携して、メール配信業務を効率化したり、より高度なマーケティング施策を実行したりできます。
【注意点】
「Benchmark Email」は、HTMLメールの作成が簡単で、豊富なテンプレートや分析機能を活用して手軽にメールマーケティングを始めたい企業にとっては非常に魅力的な選択肢です。
しかし、電話サポートがないため、緊急時や複雑な問題が発生した際に大きなデメリットとなります。また、初めて利用する方や操作に不慣れな方にとっては、電話で直接サポートを受けられないと不安に感じるかもしれません。
【料金プラン】
無料トライアル | 有 月間配信数3500件 無期限で利用可 |
初期設定費用 | 0円 |
料金 | 月額1,964円(税抜)~登録アドレス数500件/月間配信数7,500件 |
最低契約期間 | 1ヵ月~ |
サポート | メール・チャットサポートあり |
料金をきにせず無制限にメール配信をしたいなら「ワイメール」

「ワイメール」は、月額固定料金で配信数・読者登録数・メルマガ作成数が無制限で利用できるメール配信システムです。90種類以上の豊富な機能を標準搭載し、電話・メールによる手厚いサポートも特徴で、コストを気にせず本格的なメールマーケティングを展開したい企業におすすめです。
【特徴】
1、月額固定料金で配信数・機能が無制限
「ワイメール」は、料金が完全定額で、メルマガ作成数・読者登録数・配信数を無制限で利用できるサービスです。配信数やアドレス数に料金が左右されないため、大型配信を行う方にとてもお得なサービスです。これは、特に配信頻度が高い企業や、今後配信数が増える可能性がある企業にとって大きなメリットです。
2、充実したメールマーケティング機能
HTMLエディタやステップメール、ABテスト機能など必要な機能が全て標準搭載されているため、追加費用を気にせず、様々なメールマーケティング施策に挑戦できます。フォーム作成機能もあるため、アンケートフォームなどを簡単に作成・管理できます。
3、高いメール到達率と安定性
お客様毎に専用のIPアドレスを提供しているため、他社の配信に影響されることなく安定した到達率を維持できます。
【注意点】
ワイメールは、「配信数無制限」という大きな強みがあり、コストを気にせず積極的にメールマーケティングを行いたい企業にとっては非常に魅力的ですが、配信速度が1万通10~15分前後のため、大型配信を行う企業にとっては少し気になる部分かと思います。自社のニーズと照らし合わせ、総合的に判断することが重要です。
【料金プラン】
無料トライアル | 14日間 |
初期設定費用 | 10,000円(税抜) |
料金 | クレジットカード決済:月額4,980円(税抜)~ 配信無制限 |
最低契約期間 | 1ヵ月~ |
サポート | 電話・メールによるサポートあり |
DKIM・DMARC設定※迷惑メール対策 | 0円 |
高い到達率と強固なセキュリティ、柔軟なカスタマイズ性が特徴の「Will Mail」

「Will Mail」は、毎時100万通以上の高速配信と、国内キャリア・ISPに最適化されたノウハウによる高い到達率が最大の強みです。また、API連携やオンプレミス導入にも対応する柔軟性が特徴です。20年以上の運用実績と、ISMS・Pマーク取得による強固なセキュリティ、手厚いサポートも魅力です。
【特徴】
1、スポット利用もできる
「Will Mail」は、初期費用不要で、最短1ヵ月から利用できるサービスです。繁忙期だけ利用したい、単発で利用したい時などにも嬉しいサービスです。
料金も配信数に応じて毎月選べるため、メール配信に掛かるコストを最小限に抑えることができます。
2、圧倒的な高到達率と安心のセキュリティ
国内の携帯キャリア(docomo, au, SoftBankなど)や主要ISP(プロバイダ)ごとの受信特性やフィルターに合わせた独自の配信ロジックとノウハウを持ち、メールが確実に届くよう常に調整・最適化を行っています。
また、プライバシーマークはもちろん、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格であるISMS認証を取得しており、厳格な情報セキュリティ管理体制が構築され、継続的に運用されています。
3、柔軟なシステム連携とカスタマイズ性
既存の顧客管理システム(CRM)、ECサイト、会員システムなど、様々な外部システムとAPIで柔軟に連携が可能です。ユーザーの用途に合わせ、クラウド型(SaaS/ASP)とオンプレミス型(パッケージ提供)の導入形態を用意しています。
また、標準機能ではカバーできないような複雑な要件や特殊な連携など、個別でカスタマイズ開発に対応しています。
【注意点】
WiLL Mailは、高機能ゆえ料金が比較的高めとなります。また、豊富なカスタマイズやAPI連携は強みですが、それらを活用するには一定の専門知識や学習コストが必要となる場合があります。UIがシンプルで使いやすい反面、デザイン面で最新のシステムと比べると、やや簡素に感じるユーザーもいるかもしれません。
【料金プラン】
無料トライアル | 14日間 配信数は1度に5通 ※顧客などへの配信は不可 |
初期設定費用 | 0円 |
料金 | 月額4,000円(税抜)~ |
最低契約期間 | 1ヵ月~ |
サポート | メールによるサポートあり |
おすすめメール配信システム 比較表
サービス名 | める配くん | ブラストメール | AutoBIz | WEBCAS e-mail | BENCHMARK Email | ワイメール | Will Mail |
特徴 | コスパ最強!充実の機能と手厚いサポート | シンプルで使いやすい操作性と高速配信 | 見込み客の獲得・育成・顧客化までの一連のプロセスを自動化・効率化 | 大規模なメール配信や既存システムとの連携 | オシャレでデザイン性の高いHTMLメール作成 | 料金をきにせず無制限にメール配信 | 高い到達率と強固なセキュリティ、柔軟なカスタマイズ性 |
月額料金 | 1,980円~ | 4,000円~ | 3,200円~ | 10,000円~ | 1,964円~ | 4,980円~ | 4,000円~ |
初期費用 | 8,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 30,000円 | 0円 | 10,000円 | 0円 |
登録アドレス数 | 5,000件 | 5,000件 | 50,000件(目安) | 制限なし※登録数や月間配信数により課金 | 500件 | 無制限 | 要問合せ |
月間配信数 | 30,000通 | 無制限 | 10,000通 | 制限なし※登録数や月間配信数により課金 | 7,500通 | 無制限 | 要問合せ |
契約期間 | 3ヶ月~ | 3ヶ月~ | 1ヵ月~ | 1ヵ月~ | 1ヵ月~ | 1ヵ月~ | 1ヵ月~ |
サポート | 電話(ライトプランを除く)・メール・オンライン | 電話・メール | 電話・メール | 電話・メール | メール・チャットサポート | 電話・メール | メール |
まとめ
メール配信システムと一言にいっても、複数の種類があり、選び方のポイントも多岐にわたります。
導入したのはいいものの「機能を持て余してしまう、自社の目的と合わない」ということがないように、しっかり各サービスの強み・特徴を見極めましょう。
まずはトライアルを試したり、資料請求をしたりして、自社に最適なサービスを見つけてください。
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