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効果的なメール配信の方法

効果的なメール配信の方法

何回か購入・契約してくれているリピーターや、1回だけ買ってくれた方、または以前に問い合わせや相談をしてくれた方……企業には随時、いろいろな方からメールがありますね。このような方々のメールアドレスをストックしておけば、ビジネスに新たな動きがあったときにメールを流して、購買欲を掻き立てることができますね。

とはいえ、メールを受け取った消費者の目にとまるように、読んでみようかなと感じてくれるように、工夫してメールを配信しないと意味がありません。しかし残念なことに「なんとなくメールマガジンを送ってました」という体験談が意外なほど多い様です…… よその会社のメルマガを、見よう見まねで手本にする程度ではメルマガから収益を引き出すことは難しいですね。

そこでこのページでは、収益効果を高く出せるような、メール配信の方法論をまとめてみました。

目立つメール、読まれるメールを作成する

メールマガジンは、今やネットユーザーの大半にとってありふれたものになっています。こうなると、他のメルマガよりも目立つように配慮しないといけません。

タイトル

メールは届けられたら受信フォルダに格納されますが、タイトルと送信元・アドレス欄しか見えないこともしばしばですね(メーラーによって異なりますが)。

ということは、第一に大切なことはタイトルで目立つことです。自分自身で購読手続きをしたメルマガでも、タイトルを見て気乗りしなければ開封しない、というユーザーだって世の中にはうようよしていますから! 

メルマガに限らずすべてのメールサービスは、ユーザーの興味を引くタイトルを工夫するのが常識なのです。

※だからといって、タイトルの文字数には限界があることもまた事実。できるだけコンパクトにまとめたいところですが……、できれば30文字以内、無理なときでも35文字を超えないようにしたいところです。  ちなみに、メール配信をはじめたら、スマホで受信してタイトルを確かめるのも悪くありません。スマホの小さな画面でメーラにアクセスしても、途中で切れていないか、開封する気になりそうなタイトルに見えているか……をチェックしてみましょう。

ビジネス目的のメールで、タイトルに優先的に盛り込むべき文字列は、以下の通りです。

・そのメールにおける、キラーコンテンツや固有名詞

・分量や日数といった、こと細かなデータ

・インパクトが期待できるキャッチコピー

1.キラーコンテンツ

なんといっても、そのメールでイチオシとなるコンテンツをタイトルでPRするのがメールマーケティングの王道です!  たとえばファッション・アパレル分野であれば、「春の新作コーデ! **日にXXでセール…」といった文章を書くだけでなく、具体的なアイテム名やブランド名、さらにデザイナー名等を書き込んだほうが、訴求力が高まります

※「ブランドの固有名詞等を細かく書くと、そのブランドが好きでない人は読んでくれないのでは?」という意見もあるかもしれません。

 確かにそれは間違いとはいえませんが……しかし、あいまいなタイトルの場合はせっかちなユーザは全体として、あまり関心をそそられないもの。また、そのブランドが大好きなユーザを効率的にメールに集めることができます(最初から購買欲の高いユーザに読ませることは、プロモーションとしては正当です!)。

2.具体的な数字

数字がはっきりと書いてあるほうが、そのメールの内容に緊迫感や説得力が自然と発生する傾向があります。

※この傾向は、期間や数量を絞ったキャンペーン等では非常に顕著! 「夏のキャンペーン! 〇月▽日まで!」といった書き方をしたほうがユーザは、「このメールは、今すぐに読んだほうがお得らしいな」と判断してくれますね。

3.キャッチコピーを目標としたタイトルづくり

紙のポスターにしても、ネット上の広告ページにしても、成功しているケースでは決まって、目立つ位置に人目をくぎ付けにするキャッチコピーがデカデカと書き込まれているものですね。メールマーケティングに成功している企業の担当者は普段から、売れている商品・サービスのキャッチコピーをチェックして、適宜マネする習慣を身につけています。

メールのタイトルでも、それを目指して損はありません。ちなみに、最近のメルマガやステップメールでは、【】(「ブラケット)、または「すみかっこ」と呼ばれますね)を用いる例が主流です。

【】で区切るだけでも、自然とインパクトが生まれますから不思議なものです……、たとえば【期間限定!】【読者だけの特典】と、読者に特にとびついてほしい文言を区切るだけでも、ちょっとしたキャッチコピーに負けないPR効果を持たせることが可能です。

※ただし、目立たせたい・売り込みたいからといって内容とまったく合わないコピーは禁物です。やりすぎると読者にマイナスなイメージを与えてしまう点は忘れないようにしましょう。

・メール自体のアピール

タイトルを面白おかしくしてメールを開封してもらっても、それでゴールではありません。

1.テキストメールとHTMLメールの違い

テキストメールは、すぐにでも準備できてお手軽ですね。しかし見映えという点では、HTMLメールのほうが断然上です。

HTMLメールを採用すれば、通常のWebページに近いレベルでデザインが可能となります。カラフルでユーザの目を引き付けるメールを配信できるチャンスですね。

※見た目にこだわった商材やサービスがあるとき、たとえば美容やアパレルといった商材の場合は、HTMLメールで宣伝したほうが正解でしょう。

 商材のヴィジュアル面のすばらしさをアピールできます。

HTMLは当然、正確なHTMLやCSSをコードできないと作成は望めません。しかし、一からHTML等を書かずに済む方法があります。

それは、HTMLの編集機能が用意された配信システムを選んで登録することです。

HTMLエディタのような製品・サービスは、いわゆるソフトウェアやツール製品としてすでに世の中に定着していますが、それを応用したサービスが、すでにメール配信システムの世界ではお膳立てされているわけです。

便利なHTMLエディタ機能を使えば、Webページを制作する機能に疎い方でもかなり楽にHTMLメールの編集ができて、時間や人件費の節約が可能となります。

2.レスポンシブ対応

レスポンシブ・デザインとは、2010年代の半ばくらいから世の中のWeb業界の主流となったデザイン方式のことです。

このデザインは、インターネットにスマートフォンで接続するユーザが多数派になってから開発されました。画像や文字を、スマホ画面に合わせて調整できる点が持ち味です。

HTMLメールを発行するなら、レスポンシブ・デザインやHTMLメールを導入したほうが絶対におすすめ。スマホでも崩れずに表示させることができます。

目的にあったリストを手に入れる・準備する

メールをお送りしてビジネスのプロモーションやマーケティングを成功させたいなら、なんといってもその目的にぴったりした相手に優先して送信しないといけません! 

たとえば、それまで社内に送られてきたメール、問い合わせでも何でもかまいませんが……そのようなアドレスに片っ端から送信したら、どうなるでしょうか? おそらくは、期待したような成果に届くことはないでしょう。

なぜならば、送られた相手の大半はそのメールをロクに呼んでくれないからです。その商材・サービスに関心をあまり持っていない相手にメールを送り付けても効率は上がらないのです。

※それどころか「いらないメールを送り付けてくる会社だ!」と思われると、信頼を失ってしまうことになります! 

というわけで、適当にメールを送る相手をみつくろうことはおすすめできません。もちろん、一度に何万~何十万単位のメールマガジンを大量に送っている事例がたまに見られますが、それは「かなり汎用的な内容であって、大量の相手に送る意義がある」と判断した上でのことでしょう。

・目的を再認識した上で、送り先をピックアップする

売り込みたい商材やサービスに興味を持ってくれそうな相手を厳選することが理想。何らかの広報目的でメールを送りたいのなら、その内容を欲している可能性が高い相手を選び出す努力をしたいところです。

・常日頃から、メールアドレスを収集する際に、各ユーザの属性も忘れずにストックする

メールアドレスを集めることは難しいことではないでしょう。自社サイトの問い合わせページ等を設けるなら、そこのフォーム機能を利用すればアドレスを集めることはとても簡単。

そのほか、ネット以外でもアドレスは集めるべきです。たとえばFAXやDMを使った営業活動をするときは、自社に送り返していただく際に、メールアドレスを書いていただくようにお願いするのが妥当でしょう。

このようにして集めまくったメールアドレスと一緒に、できるだけ数多くの属性情報を合わせて記録・管理するべきです。アドレスの持ち主の名前程度では不充分で、できれば性別や年齢、さらに買ってくれた商品の詳細や、問い合わせのあった内容の詳細まで、もれなく管理したほうが合理的です。

※この手の情報も、こだわって管理しようとするとなかなかたいへんなのですが……今はさまざまなデータベースのシステムが存在します。使いやすい製品を探して厳正に管理したほうが後悔しません。

 情報の管理しやすさ、さらに情報を引き出す機能の使いやすさまでこだわって選ぶことがポイントです。

目的やユーザの属性に合致した戦略を追求する

さて、上の章で書いたばかりですが、目的に合わせて送り先となるアドレスを抽出する作業をすることは大事です。

そして、送り先が決まったら、そのユーザ一同の行動を喚起する努力も、忘れずにしたほうが正解でしょう。

たとえば、若い女性向けの商材・サービスを宣伝するのであれば当然、女性の読者が最後まで目を通したくなるようなメールを目指さないといけません。

  • 若い女性が好む文体
  • 若い女性が好むデザイン

それら以外にも、検討したほうがいいポイントは探したらどんどん出てくるはずです。

※最初の章で取り上げた、メールのデザインやタイトルという着眼点が、ここでも活きてくるわけですね。

まとめ:メール配信、効果が上がるコツとは

今では優秀なメール配信システムがつくられていますが……、それを適当に使うのでは効果は上がりません。

・タイトルやメールの本文が、送り先となる読者たちの興味を引くように工夫することは必須! 

・メールの送信先は、送る目的に合わせて用意すること。いかに一斉配信できるシステムとはいえ、ふさわしくない相手に送信するのでは効果が出なくなってしまう。

・最初から継続して、メールのターゲット層に関心をそそり、望み通りの行動に誘導できるような戦略を立てる努力を欠かさない。

優れたメール配信システムを選び、さらに効果の上がるメール内容を繰り返し研究することで、売り上げや注目度を高めることが実現します!