迷惑メール対策

迷惑メールと判定されないために

迷惑メールと判定されないために対策しよう!

迷惑メールと判定されるメールには、広告宣伝メール、ウイルスメール、架空請求メールなどがあります。 また、メール本文に、迷惑メールとなる条件が揃ったメールは、迷惑メールだと判定される可能性が高まるので、以下の対処法を参考にメールを作成してください。

1.メールの文章

迷惑メールでよく使われる単語や表現があります。 そういった単語や表現をメールの本文に多く盛り込むと、スパムとして認識される可能性があります。

迷惑メールによく使われる単語は使わない。

例)
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アダルト系のワード

こういった単語は、なるべく使用せずに、必要最低限としましょう。

過剰な色付けやフォントサイズの変更を避ける。

フォントサイズを大きくしたり、色を変更したり等、メールの本文で、書式を多く変更している場合は、迷惑メールとみなされることがあります。強調したい場合は、書式設定せずに改行やスペースなどを使い、目立たせましょう。

飾り罫線を使わない

記号を使用した装飾は、迷惑メールによく使われます。

「▼」や「○」などの記号を繋げて作る飾り罫線です。

例)
○★▼○★▼○★▼○★▼○★▼○★▼

こうした飾り罫線は迷惑メールとみなされることがあります。 また文章が読みにくくなる原因にもなるので、できるだけ避けましょう。

メルマガ解除方法はわかりやすく

メールマガジンの解除を分かりやすくすることは、読者に安心感を与えます。

また、問い合わせ用として電話番号や住所を明記するなど、特定電子メール法に基づくメールであることが重要です。

参考:特定電子メールの送信等に関するガイドライン(総務省:※リンク先はPDF)

不審なURLを記載しない

信頼性の低いサイトや短縮URLを多く使用していると迷惑メールと判断されてしまいます。httpsから始まるURLや、信頼性の高いサイトのURLを記載しましょう。

2.メールの環境設定

Fromのメールアドレスのドメイン

読者の受信環境で、FromドメインのDNSを逆引きしてIPアドレスが関連付けられて設定されているかを確かめることが多々あります。

DNSの逆引きができ、信頼ある状態にしておくことで、迷惑メールとなることを回避できます。

ドメイン認証を設定する

迷惑メールは、他のアドレスになりすまして送られてきます。

SPFやDKIMといったドメイン認証を行うことで配信するサーバを証明することができます。

-SPF

SPF (Sender Policy Framework)とは、 電子メールの送信元ドメインが詐称されていないかを検査するための仕組みです。

SPFの仕組みを有効にするにあたり、送信者は自身のドメインにあるDNSサーバ上にSPFレコードという情報を記述する必要があります。

DKIM

DKIM (DomainKeys Identified Mail)とは、正規のサーバ・ドメインから送信されたなりすましや改ざんされていない電子メールかどうかを調べることが出来る電子署名方式の送信ドメイン認証技術です。

DKIMを設定するにあたり、送信元のメールサーバに秘密鍵、送信元メールアドレスのドメインに公開鍵を設定する必要があります。

3. 迷惑メール診断

1. mail-testerにアクセスします。

https://www.mail-tester.com/

2. アクセスしたサイトに表示される、下記の赤で囲ったメールアドレス宛に、める配くんの管理画面で作成したメールを送ります。(実際にメールアドレスを登録し、テスト配信ではなく本配信でお試しください)

※この画面は閉じないでください。

メールテスター アドレス入力画面

3. 送信後の画面のmail-testerの「the check your score」をクリックしてください。

メールテスター 送信後の画面

4. 下記の画面に切り替わります。チェック完了まで時間がかかるため、しばらくお待ちください。

メールテスター チェック完了画面

5. スコアが表示されます。チェックマークの入っている項目は問題ありませんが、減点項目は修正が必要です。左側の「∨」マークをクリックして、減点理由を確認してください。

メールテスター スコア画面